【中西君コンサート】

緊張しながら吹きまくる中西！

今週のコンサートウイークもこれがラスト！ （注：１日目シエナウインドオーケストラ、２日目Ｔ−ＳＱＵＡＲＥ、３日目がこの日） 場所は目黒区民センター。 山手線目黒駅から徒歩１５分くらい。 もう梅雨が明けたかのような厳しい日差しの中、権の助坂を下りていき、目黒川沿いに左折、区民プールでは老若男女（ろうにゃくなんにょ）入り乱れて水しぶきが飛び交っていた。 ホールにはいると外の喧噪が嘘みたいに緊張感が張りつめた冷たい空気。 現にクーラーが利きすぎていたが。 プログラムを見ると大半がピアノ曲。 何でも中西が付いている先生の奥さんはピアノの先生だそうで、今日はその発表会なのだそうだ。 中学生とおぼしき女の子がこちらまで緊張するような感じで弾いている。 中西もつい２日前に食事したときに、「たぶん緊張するから」と言っていた。大丈夫だろうか。 １部のピアノが終わる。 中西が登場する２部は声楽、ヴァイオリン、チェロ、そして管楽器とピアノ以外の構成。 いよいよ中西の登場だ。 ピアノの女の子は高校２年生。 街角で彼が引っかけたわけではなく、あらかじめセッティングされていたそうだ。 彼女曰く中西は、「今度一緒に演る人は３０くらいのサラリーマン」だそうだ。中西はショックを受けていた。 静かに演奏が始まる。すばらしい伴奏だ。中西は多少緊張気味か？ 彼は大学時代、少しアタックが強い癖があったような気がしていたが、今日の演奏では穏やかな、丸みを帯びたい意味での大人の演奏をしている。やはり、お腹が出てきただけのことはあるだろうか。 しかしいい曲だ。中西は緊張で顔が真っ赤だがいい味を出している。 演奏が終わった。観衆は決して多くはなかったが、すばらしい演奏に割れんばかりの拍手が起こった。（ホントかなあ？） 終了後花束を私に行くと、先生ともう１人のバストロ奏者の高校生と反省会をしていた。うーん、やるなあ中西！仕事をしながら良く続けていると感心してしまった。 ３日間の締めくくりにとてもいい演奏でした。
	目黒駅で下車し、権の助坂の途中にあった花屋さんで花束を購入。
	入念にチューニング。
	会場はこんな感じ。客は全部で１５０人くらいでしょうか。
	終了後お約束の記念撮影。

■本人のご感想■